もはや「何もかけないこと」くらいしかネタにならない。

 

 


ガンダムSEEDデスティニー30話 刹那の夢



<あらすじ>
シンがステラを返しに行く。


<みどころ>

ステラが実験に使われると聞いていても立ってもいられなくなったシン、インパルスを駆りネオのもとへステラを返しに行く。

 

話的にはいい感じだったと思う。アスランとキラのおかげでシンにやたら共感できるようになった気がする。まさにわがままな市民とバカな上司にふりまわされる役人の構図だもんなぁ。

 

前回の展開を受けてアークエンジェルに無事合流できたオーブの生き残り。空母のクセに人数がやけに少ないような気もするが気のせいだろう。

ていうか、われらがユウナんどこいったの?

 

 

ところで、ラクスを襲ってきて失敗した特殊部隊の皆さん。今回みたいな大チャンスは活用しないのだろうか?

海に飛び込む&人ごみに紛れ込む→もらい泣きでもしてやれば爆弾仕掛け放題だと思うのだが。アッシュってアレ水中用にしか見えないし。

ところでアマギさん、ルナマリアよりしゃべっているように見える。気のせいだろうか?

 

視聴者を代弁したシンとパンピーにクソミソ言われるアスラン。実際に弱いから仕方がない。

 

どうでもいいがこの作品、アレだけの負傷をしていても平然としているルナマリアとその周りとか、ステラに殺されかけているにもかかわらず全く気にせず仕事を続けている看護婦とか、細かいところでミネルバの精鋭ぶりが演出されている。こういう“プロの集まり”なメンバーだから物語に面白みがなくてもしょうがないんです。

 

ついでに今回、ネオという男の人生観もよく描かれている。

「ワナだとしてもとりあえず動いてみないとしょうがない」といってわざわざはまりに行く。

うん、確かにあなたは平気でしょうよ。ローエングリン食らっても生きていたし。ウィンダムでガンダム並に闘えるし。

問題は彼が部下にも同じ能力を求めることである。彼的にはあの30機攻勢もオーブ艦隊の無駄遣いも当然勝てる計算だったのだろう。

 

 

今回の最後、シンがステラにネオを託す。シンの涙もよくわかるし共感もできる。「おぼえる」「わすれる」ということの伏線もよく描かれていたと思う。

でもさ・・・・ステラの帰る場所って「やさしくてあったかい」のかなぁ?

わざわざラボの画像なんか見せてもらってるととても違うように思えてならないのだが。

 

<けつろん>

誰かアウルのこと思い出してやれよ。

 

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