ガンダムコラム(SEED)。
できの悪い子ほどかわいいんです、はい(汗
<僕らは何と戦っていたのか?>
SEEDの作中で何度もなされた問いかけ。製作者が本質的に理解をしていなかったために結局答えは示されていなかった。
・・・と、いわれているが、実は示されている。
ガンダムSEEDで主人公たちが戦っていたもの、それはダメな大人全体だ。
SEEDの世界で大人は何をしたか?
対話だけで解決できないとわかったらすぐにあきらめたどっかの議長。
死んだ妻のことを引きずって多くの人間に同じ不幸を味合わせたダメ親父。
息子が死んだことで立場を忘れて暴走したマッドサイエンティスト。
自分の環境を恨むばかりに大勢の人間を巻き込んで殺した男。
戦士としては有能だが兵士として国家への責務を果たさなかった艦長。
自ら信じるものを妄信しすぎて何も成せなかった艦長。
(この人にいたっては子供が戦争に参加することすら当然と思っている。おおこわ)
30足らずの若造にいいようにされる権力者たち。
偵察すら満足にできずおめおめと部下も恋人も死なせた男。
意地で暴走して任務に失敗した潜入部隊員。
自分の仕事の失敗の責任も取らず死んで終わりにしようとした政治家(部下まで巻き込んで)。
無力で無能な大人ばかりだ。
その大人たちが戦争を起こし、多くの人を殺していく。
その世界を変えようと「なぜ?」の疑問を持ち、実際に命をかけた子供たち。
同じ子供たちがもう少し下の世代とともに、今できることを模索する。
SEEDの真のテーマは実はそんなものなのかもしれない。
<ミーアとラクス>
ミーア・キャンベルというキャラに一目ぼれ。なぜか?と考える。
ああなるほど。この娘はフレイと同じ悲劇のにおいがするからだ。
フレイも不幸の子である。何が不幸?だって、ライバルラクスだもん・・・・絶対勝てないことが最初から約束されている。
ミーアもしかり。描かれているキャラクターを見る限り、ラクスよりも数段能力が劣る。脳みそスカスカっぽいし。
スカスカな分素直さもかもし出されている。
要するに、フツーのかわいい子だ。
そんな子が、不世出の傑物ラクスの身代わりの立場にある。
つまり、期待されている能力に本人の実際の力が遠く及んでいないわけだ。だから守りたくなるわけである(笑
自分の理想の上司といえばラクスだが、個人的に応援するならミーアなんだろうなぁ・・・。
<ミーアとラクス2>(2004.12.17)
OP見返してみるとちゃんと描き分けがされていたりする。
さて、本物はどっちでしょう?笑
影武者立てた人も一応似たオーラまとった女を選んでるってワケか・・・
にしてもこの服どうにかしろと思う今日この頃。服が邪魔・・ってそれもあるな(笑。
とりあえず右の女のスカートはフラダンサーの腰みのみたいだ。
・・・・ついでに違いがばっちりわかってしまう俺もどうかと思う(汗。(正解は髪飾りと服装でわかります。)