年の初めに見たのだがコラム書いているうちに忘れたのでもう一回見直してみる。えらいなぁ俺。
そういえば公式サイトにミーア・キャンベルが追加。
ホンモノに勝る魅力って・・・いいのか!?そりゃ胸とか胸とかノウミソのなさとかなさとかなさとか
・・・オタク受けする強引さもあるな。
この女に逆夜這いとかされたら絶対新興宗教に有り金全部と臓器を提供するヤツいそうだ、うん。
ガンダムSEEDデスティニー12話 血に染まる海
<あらすじ>
地球軍が満を持してミネルバに仕掛けるが種割れしたシンによりボコボコにされる。
<みどころ>
その気になって見ると案外あるものである。
冒頭、前回のもみあげ(虎)の怪電波を鵜呑みにして出航したアネゴ。おいおい、外洋TV映らないけど大丈夫か!?
※この世界ではTVでほとんどすべての情報が入手可能である。軍事機密も含めて。
その直前、カガリに啖呵を切ったシン。
「こんな国・・オレが滅ぼしてやる!」
一見無謀なことを言っているようだが、これもちゃんと根拠があって計算されたセリフ。
“こんな=妹との性交渉を許可していない”、も含めて、実は計算ずくだったりする。
(このため、ユウナの『国はあなたのおもちゃじゃない!』はどうしてもインパクトが弱くなってしまう)
てなわけで颯爽と出航するミネルバ。
その上空、遥か深遠の宇宙ではザフトの侵攻作戦が今まさに始まろうとしていた。
オペレーション・スピアオブなんとか。やたら長くて言いにくい作戦。
何のことはないただの総攻撃。もちろん真正面からの力押し。
軌道上からの狙撃ライフルもある時代である。大挙して大気圏突入してくるのを狙い撃ちすればさぞかし戦果が見込めるのだが・・
むろん、そんなことはしないのが地球軍である。ザフトにいたっては開戦宣言してから思い出したようにあわてて出撃しているし。
どうもこの時代の価値観には「能力の優劣は正面切っての決闘でのみ決定される」という暗黙の了解がある模様。
ここで思い出す。(SEEDじゃないけど)どっかの誰かが「戦争という環境下に置かれ淘汰されることによって進化を促す」とか言ってなかったっけか?コーディネーターに対しナチュラルにもこういった形で進化を促すとすれば、シャアもネコ男もある意味切れ者である。
開戦、ということで各所で開かれる戦端。
・・・はいいのだが、律儀な地球軍、高々ミネルバ1隻にも空母4を含む大軍団をまるまる差し向けてくる。豪気なことである。(この艦隊の意義についてはコラムで語った通り。ようは左遷組の人員整理である。)
地球軍太平洋艦隊(ただし左遷組) VS ミネルバ 戦闘開始!!
敵のお出迎えにキレにキレに切れまくるタリア姉貴。表情はほとんど変化しない。それが逆に恐怖を煽る。
まずカガリのことを思い出し、僅かに柳眉を逆立てる。あーあ、これでカガリ死刑だな(TT
よくよく考えてみるとこのタリアさん、あのシンやルナマリアを従えている(美人だし)。
ていうか新鋭艦の艦長にあの若さでストレートに抜擢されているわけで(でもって美人だし)
さらにあのシャアの愛人(だから美人だし)。
要するに何でも出来るスーパーレディである(ついでに美人だし)。
そうやって見るとこの人なかなか油断ならない(ていうか美人だし)。
目つきまで凛々しく見えようものである(だから美人なんだってば!!)。
よし、アネゴと呼ばせていただこう。
さて、このアネゴの怖さがよく出ているのもこの回。
アーサーのおびえっぷりは毎度のことだが、よくよく見ると、たとえば
@後方に別の敵が出現したとき。
メイリン、モニターではなくまずタリアの顔色をうかがっている。
A寡黙パイロット、レイの発言。
ルナマリアに対しわざわざ2度も「お前が失敗してもオレは(オレの保身があるから=艦長に殺されるから)助けてやれない。命が惜しいなら仕事に励め」の旨を宣言。やっぱ成績悪いとゲイツ乗りとかに降格させられるのだろうか。
Bタリアの戦闘直前の艦内放送。
「ミネルバのクルーとしての誇りを持って最後まであきらめないで戦いなさい」
・・・・私の船で無様なことしたらまず私がぶっ殺す、と言っているようにしか聞こえないのだが。
とはいえ、この話は本来は各勢力の精鋭同士が持てる力のすべてを駆使して激突しており、きわめて高度な駆け引きが醍醐味のはずなのである。話の裏にこのくらいのドラマの想像は許されていい。
※長くなりそうなので一旦切ります。後半乞(?)ご期待。